2023/04/29テールの抑えが効かない(くるくる回ってしまう)

    ボディーを装着すると重量が増すので、これを浮上させるために極端にピッチを立てる解決策を選択しがちです。しかしピッチを立てることで浮上するとき回転数をあまり使っていないケースがあります。
    回転数が小さいと比例して回転しているテールの回転数を稼げません。テールの抑えはテールの回転数で制御されています。したがってピッチを立てすぎて浮上させようとするとテールの抑えが効かなくなる場合があります。
    この場合スティック50%程度で回転数100%になるよう設定し、この状態でピッチは5%程度に抑えます。十分ローターが回っている状態で、スティック50%以上から(回転数100%のままで)じょじょにピッチを立てていきます。
    お試しください。

    他の原因として電池の劣化が考えられます。ジャイロは意外と電力を消耗するので、回転数をあげても潤沢な電力をジャイロに供給できるよう、バッテリーは購入したての元気なものを使って下さい。

    2022/07/14新型フレームK110Sの対応状況【重要なお知らせ】

    ※新型K110Sではサーボが大きくなっています。ベースフレームのフチ、ギリギリまで横幅が長くなっています。ほかにもキャビンデザインが違います(下の写真参照)



    2022.7.2更新
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    バージョンアップにより従来型K110・新型K110Sいずれのフレームにも対応していますが、K110Sでは若干窮屈です。ケーブルの引き回しやモーターコネクターの位置で内部スペースを稼いでください。最終的に左右の本体ボディーを接着してしまえば問題ないと判断しますが工作に自信のないお客様はお買い上げを控えたほうがいいかもしれません。
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    バージョンアップにより従来型K110・新型K110Sいずれのフレームにも対応しています。
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    従来型K110対応機と新型K110S(S付き)対応機の2種類を用意しています。ご購入の際はいずれかのバージョンを選択してください。サーボ収納スペース付近のデザイン変更もご確認ください。
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    従来型K110対応機と新型K110S(S付き)対応機の2種類を用意しています。ご購入の際はいずれかのバージョンを選択してください。サーボ収納スペース付近のデザイン変更もご確認ください。
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    従来型K110対応機と新型K110S(S付き)対応機の2種類を用意しています。ご購入の際はいずれかのバージョンを選択してください。外見はほとんど従来どおりです。K110Sの部分的な組立て解説動画はこちらから
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    Bell47Tiny47ウルトラライト【対応済み 2022.7.7】
    従来型K110に対応しています。
    新規パーツの追加により新型K110Sフレームにも対応しました。ダウンロードするとK110S用のベース基板固定パーツと固定ピンがあります。
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    従来型K110に対応しています。
    新型K110Sフレームには無加工では対応できそうもありません。対応パーツ等鋭意検討中です。
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    ※未検証機については今後対応情報を掲載してまいります。

    2022.6.30更新
    新型機K110Sフレームが手元に届きました。順次対応状況を掲載してまいります。
    現状では従来機K110にすべてのスケールボディーが対応しています。

    2022.6.21更新
    当店ではテスト用の新型K110Sが手元に届かず検証が出来ていません。したがって当面の間は、当店スケールのご購入に際しては新型K110Sではなく従来型K110を準備して頂きますようお願いします。




    インターネット上の相違点情報としては、
    ◆新型K110Sと旧型K110Bの異なる部分は、スワッシュサーボが2gサーボ(旧型1.9g)に変更、サーボ変更によりフレームが新型へ変更、キャノピーはデザインカラーが変更されました。上記3点が異なるだけです。
    と、表記されています。当店のスケールはラマ、R22、Bell47などがサーボ側面のフレームスペースを利用してボディーを固定しています。またその他の機体では前後のキャノピーマウントロッドを使用してボディーを固定しています。これは通常キャノピーの固定方法と同じです。

    2022/05/20K110/Sスケール機は100g未満なので航空法の制約を受けません

    100g未満のK110/Sは無人航空機ではありません。したがって航空法の制約を受けません(機体の登録などの必要がなく例外を除けばどこでも自由に飛ばせます)

    200g→100gの変更について
    「航空機の航行の安全並びに地上及び水上の人及び物件の安全が損なわれるおそれがないもの」(航空法第2条第22項)として、航空法施行規則第5条の2により「重量200グラム未満のもの」と定められていましたが、同規則同条の改正により、令和4年6月20日から「重量100グラム未満のもの」に変更されます。

    ▼100g未満のラジコン・マルチコプターは、「無人航空機」から除外されるため、無人航空機を対象とした規制(飛行空域・場所に関する規制、飛行方法に関する規制)の対象外となります。
    ▼100g未満のラジコン・マルチコプターであっても、航空機の飛行に影響を及ぼす行為は規制されています(航空法第134条の3第1・2項)
    ▼100g未満のラジコン・マルチコプターであっても、航空法以外の規制については、一般のドローンと同様に規制が及びます。

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    当店でお取り扱いのスケールの中で一番重いのは、武装フル装備状態のリトルバード(MD500)で、
    バッテリーを除く全備重量は約80gです。
    純正バッテリーが12g
    塗装分が約6g
    合計98g で,すれすれセーフです。

    ※機体設計は剛性や作りゃすさを追求し常に更新されています。しかし改善は概ね重量増大という結果をもたらします。各商品ページの重量は、最も軽量な設計初期段階の重量を記載していることをご了承下さい。

    --------------------------------------------------《追記》
    国土交通省の文書・模型航空機の定義
    (前略)●ただし、マルチコプターやラジコン機等であっても、重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)200 グラム(令和4年6月20日からは100グラム)未満のものは、無人航空機ではなく「模型航空機」に分類されます(中略)
    (2)模型航空機とは
    ●ゴム動力模型機、重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)200グラム(令和4年6月20日からは 100 グラム)未満のマルチコプター・ラジコン機等は航空法上「模型航空機」として扱われ、無人航空機の飛行に関するルールは適用されず、空港周辺や一定の高度以上の飛行について国土交通大臣の許可等を必要とする規定(第134条の3)のみが適用されます。


    【計量は正確に!】
    各商品ページに書かれている目安の重量はバッテリーを外した状態の全備重量です。一方航空法の重量とはバッテリーを装着した状態の全備重量を指します。
    ボディーは常にバージョンアップしていて改良を施すと多くの場合、重量アップします。塗装をすれば数グラム重量アップすることもあります。さらに新型フレームK110Sではサーボが大型化されていて0.6gほど重量アップしています。
    重量はフライト設定に多くの影響を及ぼしますが、それより航空法の模型航空機の範疇に納めることを常に意識して厳重な計量をしてください。
    基本的にバッテリーを搭載し、すぐ飛ばせる状態で計量したとき100g未満であることを確認するよう心がけましょう。

    2021/10/25代金のお支払い(お振込)について

    当店の代金支払い方法は銀行振込となっています。
    申し訳ございませんがクレジットカードによる自動決済ができません。
    お支払いはお近くのATMかコンビニ振込機、インターネットバンキングなどをご利用いただき銀行振込で代金を振り込んでください。
    ▼振込先はご注文確認のメールに記載します。ご確認ください。

    ▼当方の入金チェックがもたつく場合があります。少しでも早くお手元にお届けしたいのでお振込みが完了したら簡単で結構ですのでお問い合わせフォームなどからご連絡いただけるとありがたいです。
    ▼弱小零細店舗ゆえクレジットカード契約ができず昔ながらの銀行(コンビニ)ATM振込でお支払いいただく状況についてはお客様に多大なご迷惑をおかけしております。お詫び申し上げます。

    2021/03/12K110の6軸ジャイロ初期化方法

    特に6Gセンサーのキャリブレーションは効果テキメンでちょっと病みつきになります。実施後でもセンターが出なかった場合は正面から見て基板が(スポンジの上で)斜めになっていないか確認してください。
    ■ちなみに(たまには)機体側電源を入れるとき水平な平らな場所に置きながらスイッチをいれたほうがいいでしょう(電源をさします)
    ひざまづいて苦しい格好ですが数秒ですから我慢しましょう。そして5~6秒は放置します。この時間でジャイロは水平状態での初期化を行っているのです(だから水平姿勢でホバリングができるのです)
    毎回実施する必要はないと思います。

    2021/03/12メインギアのメンテナンス

    K110のメインギアは圧入なので、ハードランディングなど繰り返すとギアがマスト下側にズレてきて制御不能になることがあります。ジャイロが機能せず大暴れといった状態です。
    この状態で「故障」と判断されるユーザー様とても多いので、おかしいなと感じたらメインギアのメンテナンスを必ず行ってください。

    ギアを片手で抑えながらもう一方の手でハブのトップを引っ張ってみましょう。上げ下ろししたときカタカタとアソビがあるようならメンテしてください。

    ハブトップとギアの底の中心を挟むように、ギアを(上部に)押し込んでみてください。バラツキもあるでしょうが下の写真のようにマストの金属部分がギアから1mm弱飛び出しているのが正常です。

    2022/07/25■■■すべてのお知らせを表示■■■

    ここをクリック!!
    全ての「お知らせ」が表示されます。

    2022/1/193Dデータ無料ダウンロードの対象が増えました

    ディスプレー用スタンド(2022.1/19追加)
    特にスケールボディー機でなくても取付可能。なかなかカッコイイです。

    ご愛嬌グッズですがシャレのわかるお客様向け。
    K110用背面ホバトレーナーの3Dデータが無料ダウンロードできます。関連商品カテゴリーをご覧ください。製作者は全く背面が出来ずこれが役に立つのかとても不安です。

    Tiny47 ウルトラライト(Bell47ベースK110用スケール)も3Dデータ無料ダウンロード対象となりました。
    Tiny47Bell47 スケールボディーをベースにさらに軽量化を目的に設計し直しバッテリーを含まない全備重量は65g以下の超軽量ハーフスケールです。

    Bell47の3Dデータも無料ダウンロードできます。

    K110の用簡易ピッチゲージテンプレートはこちらから。

    懐かしい4ch名機、V911のペーパースケールボディーのPDFデータが無料ダウンロードできます。

    2021/03/16激しく振動して浮上できない

    振動の原因は大体はローターブレードのアンバランスでしょう。とはいえマイクロヘリの場合完璧にこの問題を解消することは難しいと思います。またK110純正ブレードはクオリティが高くよくバランスされていると思います。

    《ブレードのバランスをとことんとる》
    それでももっと調整したいというなら、片手で機体を下から持ちます。
    ・フライト状態でプロポのスロットルをそーっと上げています。
    ・振動する感触を覚えます。
    ・片方のブレードの(長さの)中央に7~8mmに切ったセロテープを貼ります。中央を選ぶのは重心がこのへんだろうというヤマカンです。
    ・同様に振動を観察します。前回より振動が大きくなっていれば、反対側に貼ることによって振動は抑えられることになり、前回より振動が小さくなっていればこちらで正解だったわけです。
    ・テープの大きさを微妙に変えながらバランスを絞り込んでいけばいいと思います。

    《ボディーが生み出した新たな振動共振点》
    激しく振動するのは、ボディーをつけると大きなパワーが必要なので、その力が新たな(ボディーのどこかを)共振点を誘発し通常より大きな振動として現れるということでしょう。新たな共振点を見つけ出し対処すればいいのですが、これは非常に難しいことです。

    《新しいバッテリーを満充電》
    他に考えられることとしてジャイロの必要電圧が考えられます。ヘタったバッテリーや充電が十分でないバッテリーを使うと、いつもより大きな力を必要として浮上する際ジャイロへの電圧が不十分となり、ジャイロは誤動作します。単に姿勢を維持できないというだけでなくサーボをケイレンさせるような誤動作が起きるのではと疑っています。まずは新しいバッテリーを満充電して使用してみてください。

    《メインギアの緩みを確認》
    メインギアが緩むと激しくコントロールが効かなくなります。振動誘発の原因になっているようにも思えます。詳しくは「お知らせ」のメインギアのメンテナンスで書きました。ご参照ください。

    《ブレードグリップのドラッグボルトの締め具合》
    この箇所はトラッキングに大きな影響を与えます。トラッキングは片方のブレードに大きな浮力、もう一方に小さな浮力があってアンバランスが生じ振動を起こす原因となります。この振動が大きな振動の起爆剤になる場合があります。
    ドラッグボルトの締め具合でこの現象を軽減させることが出来ます。
    一般的には機体を横に寝かせたとき、ブレードが自重でだらーんと下がってしまう程度が適正だと思います。
    全体的に精度が保たれている場合は強めに締め、ハードランディングなどを繰返し精度が甘くなってきた場合はユルユルが良いと思います。

    《設定が極端になっていないか》
    通常より40g重い機体を持ち上げるのはなかなかシンドいもの。そのためピッチに頼りすぎたり回転数を増やしすぎたりしていないでしょうか。極端な設定は振動を誘発します。いままで50%スロットルでホバできていたなら、それが80%くらいになっても通常だと思いましょう。無理に同じ50%位置ホバリングにこだわると設定の迷宮にハマってしまいます。


    2021/03/16ボディーの設計ポリシーとメンテ・分解

    第一は作りやすい。
    第二にリアル
    第三に軽い
    第四に飛ばすときなんかめんどくさいという手数を減らす
    と、こんなポリシーで設計しています。

    作りやすいのは重要な要件だと思っています。R22なら接着剤やツール等が揃っていれば塗装なしで30分で完成します。

    一方でメンテのための分解ができないという弱点があります。しかしこれを回避する方法もあります。
    接着剤で接着する前に全行程を仮止めしながら仮組立してください。そうするとどこを外せばメンテが出来るというイメージが掴めると思います。

    その箇所は
    1.両面テープで接着する(オススメ:ニチバン強力タイプ ナイスタック10mm幅)
    2.接着剤で「ちょんド止め」する。つまり接着剤を点線のように僅かに塗布する。
    3.ホットボンドで仮止めする(重いので多様厳禁)
    こんな方法で後日(やや力技で)再剥離できるようにしたら良いと思います。

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    ※MD500について
    メンテ・分解を考慮した場合、上下に分割したテールブームを接着しそれを本体に接着、という手順がございます。本体に接着の際、テールブームの右側と左側に接着剤を塗布するのですが、片方は再剥離を意識して接着剤を少なめに塗布してください。

    内部ヘリを抜く場合、一見するとフロントガラスのみを両面テープで貼っておけば問題ないように見えますが、フロントガラスを取り除いただけでは本体の固定ロッドは抜けません。本体を左右に広げながらでないと機体は抜けないのです。したがってテールブームの片方を剥がし、本体の左右開きの自由度を確保しなければなりません。

    ちょっとわかりにくいですがメカを挿入の際、本体を左右に広げなくてはならないという状況を見ていただければご理解いただけると思います。 


    2021/03/16ボディの塗装について

    K110クラスのボディーではいかに軽く作るかが重要です。

    塗装に関してもサフは「え?!こんなにあっさりでいいの」というくらいにしてください。本当はサフの分も軽くするため、いきなり本塗装したいところですが、カラーによっては地の黄色が隠しきれない場合もあり、それが返って重ね塗りの要因になってしまうので「サフはさらっと」吹く程度にとどめます。

    サフはかる~く一回、紙やすりで地を整えて、もうそこにはサフを塗らず本塗装に移ってください。重ね塗りは避けて、一発勝負。部分的に不十分な箇所は筆塗りするというくらいで丁度いいと思います。

    以前ラマをじっくり塗って4.5g増えてしまい、それっきり不調になった例がありました。

    ※サーフェーサーはこれを使っています。

    2021/03/12K110用簡易ピッチゲージの制作|リンク切れ修正

    電池不要で置き忘れても後悔がない。
    この紙っぺらピッチゲージを作りました。
    測定場所は斜めでもOK。



    《使い方》
    1.ブレードホルダーにおさめるように2枚のブレードを後ろに揃えます。
    2.下側のブレードの先端をゲージのゼロラインの端に当てます。
    3.上側のブレードの先端が指し示す数値を読みます。

    下の写真のピッチは5度ということですね。



    紙っぺらピッチゲージはこちらからダウンロードできます(スマホの場合はロングタップ)

    ※同じもの3つが配置されています(紙がもったいないから)
    ※厚紙に貼り付けて使用してください。
    ※印刷時ページサイズは「実際のサイズ」を選択してください。一度PCにダウンロードしてからそれを表示して「印刷」したほうが確実です。

    ※写真は450クラスで案内してますが、ここではK110ブレードに合わせて作成されています。

    2021/09/24テールモーターケーブルの長さに余裕がない場合

    テールモーターケーブルの長さに余裕がなくて作業がうまく進まない場合の解決方法